ホワイトニングを始めたいと思っても、どのくらいの頻度で行えばよいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
忙しい日々の中で定期的に通院したりセルフケアを続けたりするのは、負担に感じることもあるかもしれません。
そこで本記事では、代表的なホワイトニング方法を紹介しつつ、受けるべき頻度を詳しく解説します。
- ホワイトニングの種類による理想の頻度と回数
- ホワイトニングにかかる費用の目安
- ホワイトニングの効果を長持ちさせるための生活習慣
ホワイトニングの頻度とは?基本の考え方

ホワイトニングを行うと歯が白くなりますが、1回で理想の白さになるとは限らず、効果も永続的なものではありません。
例えば、コーヒーやカレーといった色素の強い飲食物の食事によって、歯は少しずつ元の色へと戻っていきます。この現象を「後戻り」といいます。
そのため、施術計画を立てる際には「頻度・間隔・回数」を考慮し、「①目標の白さを目指す期間」と「②白さを維持する期間」の2つのフェーズで捉えることが大切です。
目標の白さになるまでは集中的に施術を受け、その後は定期的なメンテナンスで後戻りを防ぎつつ、白さをキープしていくのが基本的な考え方となります。
歯質や生活習慣によって効果の持続期間は個人差があるため、自分に合ったペースを見つけることが重要です。
ホワイトニングの理想の頻度・回数【種類別】

ホワイトニングの種類によって理想の頻度や回数が異なります。これらのホワイトニングの種類ごとに、頻度と回数について詳しくご紹介していきます。
オフィスホワイトニングの頻度・回数
オフィスホワイトニングは、歯科医院で高濃度の薬剤と特殊な光を使って行う方法です。1回の施術でも効果を実感しやすいため、結婚式や面接など大切なイベントを控えている人にも人気があります
1回の施術でもある程度のトーンアップが期待できますが、希望の白さを実現したり色を定着させたりするためには、複数回の施術が望ましいとされています。
具体的には、目標の白さになるまで1~2週間おきに1~3回通院するのが理想的です。その後のメンテナンスは、3~6か月に1回でよいとされています。その人の生活習慣や歯質によっても変わるので、歯科医師に相談しましょう。

ホームホワイトニングの頻度・回数
ホームホワイトニングは歯科医院で自分専用のマウスピースを作成し、自宅で低濃度の薬剤を塗布する方法です。
効果を実感するまでに時間はかかりますが、歯の内部からじっくり白くしていくため、後戻りしにくく、白さが長持ちしやすいというメリットがあります。
目標の白さになるまでは毎日1~2時間程度、2週間~1か月ほど続けるのが理想的です。その後のメンテナンスでは、数か月に1回、数日間集中して施術を行うことで白さを維持します。
歯科医師の指導のもとで施術計画を立てることにより、理想の白さを保ちます。

デュアルホワイトニングの頻度・回数
デュアルホワイトニングは、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングを組み合わせた方法です。短期間で理想の白さを実現しやすく、さらに白さが長持ちしやすいというメリットがあります。
目標の白さになるまでの頻度は、まずオフィスホワイトニングを1~2週間おきに1、2回行い、その後はホームホワイトニングを毎日2週間ほど継続するのが理想です。
目標の白さになった後のメンテナンス期間は、3~6か月に1回の頻度でオフィスホワイトニングの施術を受けましょう。施術の合間にホームホワイトニングを併用することで、白さの維持がしやすくなります。
セルフホワイトニングの頻度・回数
セルフホワイトニングは、美容サロンや自宅用のホワイトニングキットなどを使用する方法です。歯科医師の監修を受けないため、歯科医院とは使用する薬剤の濃度等が異なり、効果や安全性に関しては意見が分かれることもあります。
目標の白さに近づけるには、週1~2回の頻度で複数回施術を行うのが一般的です。メンテナンス期間に入った後は、月1~2回程度の頻度で施術します。
なお、セルフホワイトニングでは歯本来の色までしか白くできない上に、色戻りしやすいといった傾向が多く見られます。
セルフホワイトニングは、歯科医師管理下の施術とは異なり、施術方法に制限があるほか、効果や安全性に差が生じることがあります。
例えば、歯科医院では歯の内側から漂白できる薬剤を使いますが、美容サロンでは使用できません。歯や歯茎の健康状態によっては適さない場合もあるため、開始前に歯科医院で口腔内のチェックを受けることをおすすめします。
(参考:日本美容歯科医療協会・厚生労働省医政局歯科保健課)
ホワイトニングにかかる費用

ホワイトニングにかかる費用は、施術の種類や目指す白さの程度によって異なります。
また、ホワイトニングは審美目的の処置であり、健康保険が適用されない「自由診療」です。そのため、使用する薬剤の種類や歯科医院ごとの価格設定によって費用に差が出ます。
施術を受ける前に費用の総額を確認しておきましょう。あくまで目安にはなりますが、一般的な費用相場は次の通りです。
| ホワイトニングの種類 | 費用の目安 | メンテナンス費用の目安 |
|---|---|---|
| オフィスホワイトニング | 2~5万円 | 1回1~3万円 |
| ホームホワイトニング | 2~5万円 (マウスピース・薬剤セットで) | 薬剤代3,000円~ |
| デュアルホワイトニング | 5~8万円程度 | 追加薬剤や再施術代 |
| セルフホワイトニング | 1回あたり3,000~5,000円 | 都度払い |
ホワイトニングは自由診療であり、施術方法や薬剤、歯科医院の設定によって費用が大きく異なります。事前にカウンセリングで総額や追加費用の有無を確認し、自分の希望や予算に合う方法を選びましょう。
特に、定期検診に通えるか・アフターフォローが充実しているかも重点に置き、求めるホワイトニングのレベルに合わせて選択することをおすすめします。
ホワイトニングの頻度が適切でないと起こるリスク

「早く白くしたい」という気持ちから、推奨される頻度を超えてホワイトニングを行うことは、歯や歯茎へのダメージにつながるリスクがあるため避けるべきです。
やりすぎると歯へのダメージが大きい
ホワイトニング剤を過度に使用すると、以下のようなリスクが高まります。
- 知覚過敏
- 歯の表面へのダメージ
- 不自然な色ムラ・白斑
ホワイトニングには専用の薬剤を使用しますが、過度に使用するとこの薬剤が歯の神経を刺激し、冷たいものや熱いものがしみる「知覚過敏」の症状が強く出ることがあります。
また、歯の表面のエナメル質が荒れたり、傷ついたりする可能性もあります。
定期的に行わないと効果が薄れる
ホワイトニング後にメンテナンスの間隔が空きすぎると、せっかく白くした歯が後戻りしてしまいます。
色の濃い飲食物を好む方や喫煙者の人は、特に後戻りが早い傾向にあるため、適切な頻度でのメンテナンスが求められます。
継続して効果を持続させるためにも、歯科医師に相談して自分に合ったメンテナンスの頻度を知ることが大切です。
ホワイトニング効果を長持ちさせるための生活習慣・ケア

歯の白さを保つためには、日々の生活習慣に気を配ることが重要です。次のようなポイントを意識して生活しましょう。
- 色の濃い飲食物に注意する喫煙しない
- ホワイトニング用の歯磨き粉を使う
- 歯科医院で定期的にクリーニングを受ける
コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレー、醤油、ケチャップといった色の濃い飲食物は、着色の原因になります。目指す白さによってはできるだけ摂取を控え、飲食後はすぐにうがいや歯みがきをすることを心がけましょう。
タバコのヤニも歯の黄ばみの大きな要因となります。喫煙者の人は、ホワイトニングを機に禁煙・減煙を検討するのもおすすめです。
また普段使う歯磨き粉を、ステイン(着色汚れ)除去成分を含むホワイトニング用の歯磨き粉に切り替えることで、白さを維持しやすくなります。
毎日の歯磨きでは落としきれない歯垢や歯石(バイオフィルム)は、歯科医院で定期的にクリーニングを受けて除去してもらいましょう。着色汚れを防げる上に、虫歯や歯周病の予防にもつながります。

ホワイトニングの頻度に関するよくある質問
こちらでは、ホワイトニングの頻度に関するよくある質問をまとめてみました。
ホワイトニングの頻度はクリニックで相談しよう

このようにホワイトニングにはさまざまな種類があり、それぞれに適した頻度やメリット・デメリットがあります。
また効果的な施術頻度は、元の歯の色や歯質、目標とする白さ、生活習慣などによっても大きく変わってきます。
自分に合ったホワイトニングの方法と頻度を見つけるためにも、まずは専門家である歯科医師に相談することをおすすめします。


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