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ホワイトニングとは?歯科医院とセルフの違い・費用相場・デメリットを徹底解説

ホワイトニング

清潔感のある白い歯は、笑顔の印象を大きく左右します。

近年、歯の黄ばみや着色を改善するためにホワイトニングを選ぶ人が増えてきました。

しかし、歯科医院で行うものと、サロンなどで自分で行うものとでは、内容が大きく異なります。

ご自身の希望に合った方法を選ぶためには、まずその違いを正しく知ることが大切です。

この記事でわかること
  • 歯科医院とセルフの違いは、歯を漂白できるか汚れ除去のみか
  • 医療ホワイトニングはオフィス・ホーム・デュアルの3種類
  • ホワイトニングは保険適用外で2〜10万円が費用相場
  • 施術のデメリットは痛みや食事制限、後戻りなど
目次

ホワイトニングとは? まずは2つの種類の違いを知ろう

ホワイトニングとは?2つの種類の違い

ホワイトニングという言葉は広く使われていますが、実際には歯を漂白する医療行為と歯の汚れを落とす美容サービスの2種類に大別されます。

これらは使用する薬剤、施術者、そして得られる結果が全く異なります。

どちらがご自身の目的に合っているかを知るために、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

まずは、両者の違いをまとめた表をご覧ください。

スクロールできます
比較項目歯科医院の医療ホワイトニングサロン等のセルフホワイトニング
分類医療行為(漂白)美容サービス(着色除去)
施術者歯科医師・歯科衛生士(国家資格者)スタッフまたは本人(資格不要)
使用薬剤過酸化水素、過酸化尿素など重曹、ポリリン酸、メタリン酸など
効果元の歯の色以上に白くできる元の歯の色以上に白くならない
目的歯の内部の色素を分解する歯の表面の汚れ(ステイン)を落とす

以下では、それぞれについて詳しく解説していきます。

歯科医院の医療ホワイトニング(漂白)

歯科医院で行うホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士といった、国家資格を持つ専門家のみが行える「医療行為」です。

歯の内部にある色素を分解するために、専門的な知識と技術、そして国の認可を受けた過酸化水素や過酸化尿素などの高濃度薬剤を使用します。

医療ホワイトニングの主な特徴は以下の通りです。

  • 歯科医師や歯科衛生士などの国家資格者が施術
  • 高濃度の医療用薬剤を使用
  • 歯の内部の色素を化学的に分解・漂白
  • 元の歯の色以上に白くできる

最大のメリットは、歯の表面の汚れを落とすだけでなく、歯そのものの色を内側から漂白し、ご自身の生まれ持った歯の色以上に白くできる点です。

歯科医師の診断のもと、安全に管理された環境で施術が行われます。

Point

医療ホワイトニングは、高濃度の薬剤を使用する専門的な医療行為です。歯や歯茎の状態によっては施術が行えない場合もあるため、必ず歯科医師による事前の診察と診断が必要になります。

サロン等のセルフホワイトニング(着色除去)

セルフホワイトニングサロンや市販の製品で行うホワイトニングは、医療行為ではなく「美容サービス」に分類されます。

歯科医師や歯科衛生士の資格を持たないスタッフが機器の説明などを行うか、あるいはすべてご自身で行います。

医療行為ではないため、歯を漂白する効果のある過酸化水素などの高濃度薬剤は法律上使用できません

セルフホワイトニングの主な特徴は以下の通りです。

  • 資格が不要でスタッフ、または本人が行う
  • 法律上の制限で使用できる薬剤が異なる
  • 歯の表面のステインという着色汚れを除去
  • 元の歯の色以上に白くはならない

使用が認められているのは、重曹やポリリン酸など、主に歯の表面に付着した汚れを浮かせて除去するための成分です。

そのため、セルフホワイトニングで得られる効果は歯の表面の着色汚れを落とすことになります。

コーヒーやタバコのヤニなどで付着した汚れを落とし、ご自身の本来の歯の色に近づける効果は期待できますが、元の歯の色以上に白くする(漂白する)ことはできません

医療ホワイトニングのメリット|なぜ歯医者を選ぶべき?

医療ホワイトニングのメリット|なぜ歯医者を選ぶべき?

セルフホワイトニングとは異なり、歯科医院の医療ホワイトニングには歯科医師や歯科衛生士が管理するからこその大きな利点があります。

歯を本来の色以上に白くしたいと考えたときに、なぜ歯科医院での施術が推奨されるのでしょうか。

その主な3つのメリットを解説します。

メリット①元の歯の色以上に漂白できる

市販の歯磨き粉やセルフホワイトニングサロンでの施術は、あくまで歯の表面に付着した着色汚れを落とすことが目的です。

それに対し、歯科医院の医療ホワイトニングは、医療用の薬剤を使用して歯の内部の色素を分解します。

そのため、歯そのものの色を内側から白くできます。

生まれ持った歯の色以上に、明るくクリアな白さを目指せる点が最大のメリットです。

両者の違いは、以下の通りです。

  • セルフホワイトニング
    表面の汚れを除去し、本来の歯の色に戻す
  • 医療ホワイトニング
    歯の内部色素を分解し、本来の歯の色以上に白くする

このように、両者では白くなる仕組みが根本的に異なります。

メリット②専門家が施術するため安心できる

「ホワイトニングは歯がもろくなるのでは?」といった不安を抱えている方もいるのではないでしょうか。

医療ホワイトニングは、歯科医師・歯科衛生士という国家資格を持った専門家が、施術前の診察で虫歯や歯周病の有無、歯茎の状態を細かくチェックした上で実施されます。

口腔内の状態を診断し、薬剤がしみないように歯茎を保護するなど、安全に配慮して進められるため安心感が得られます。

万が一、施術中に痛みや違和感が出た場合も、その場ですぐに専門的な対応が可能です。

メリット③自分に合った最適な方法を選べる

一口に医療ホワイトニングといっても、その方法は一つではありません。

歯科医院では、歯科医師や歯科衛生士が個々の希望やライフスタイルをヒアリングし、最適な治療プランを提案します。

例えば、以下のような異なる希望にも対応が可能です。

  • 結婚式までに早く白くしたい
  • 通院の手間を減らして自宅でじっくり白くしたい
  • できるだけ白さを長持ちさせたい
  • 費用を抑えたい

歯科医師がそれぞれのメリット・デメリットを説明した上で、ご自身の歯の状態や目標に合った方法を選択できる点は、医療機関ならではの強みです。

歯科医院ホワイトニング3つの方法|オフィス・ホーム・デュアル

歯科医院で行う医療ホワイトニングには、大きく分けて3つの方法があります。

それぞれ白くなるまでの早さや色の持続性、費用が異なります。

ご自身の希望やライフスタイルに最も合う方法を見つけるために、まずはそれぞれの特徴を知ることが重要です。

あなたに合うのはどれ?一覧で比較

「オフィス」「ホーム」「デュアル」の3つの方法の特徴を一覧表にまとめました。

ご自身が何を優先したいかに応じて、どの方法が合っているかを確認してみてください。

比較項目オフィスホワイトニングホームホワイトニングデュアルホワイトニング
白くなる早さ
(即効性)
◎(早い)△(時間がかかる)〇(早い)
白さの持続性△(後戻りしやすい)◎(長持ちしやすい)◎(最も長持ち)
費用相場(目安)〇(中)◎(比較的安価)△(高額)
痛み
(しみやすさ)
出やすい(一時的)出にくい(低濃度)出やすい
手間◎(任せられる)△(自己管理が必要)△(通院・自己管理)
おすすめな人イベント直前の方忙しい方・長持ちさせたい方最も高い効果を求める方

この表はあくまで一般的な目安です。

どの方法が最適かは、現在の歯の色や状態、目指したい白さによって異なります。

Point

ホワイトニングの効果の出方や持続期間、施術中に感じる痛みには個人差があり、歯の状態によっては希望する方法が適さない場合もあります。どの治療法がご自身に合っているか、必ず歯科医師と相談の上で決定してください。

オフィスホワイトニング(早く白くしたい人向け)

オフィスホワイトニングは、その名の通り歯科医院に来院し、歯科医師や歯科衛生士にすべての施術を任せる方法です。

歯の表面に高濃度の医療用ホワイトニング薬剤を塗布し、専用の特殊な光を照射して薬剤の化学反応を促進させます。

そうすることにより、短時間で歯の内部の色素を分解するのが特徴です。

1回の通院で、施術前後の色の違いを実感しやすい、高い即効性を求めている場合に最適な方法です。

  • メリット
    • 専門家に任せられるため手間がない
    • 1回で白さを実感しやすい
    • 結婚式や面接など、大切な予定の直前でも対応しやすい
  • デメリット
    • 費用が比較的高額になる傾向がある
    • 高濃度薬剤のため、一時的に痛みやしみる症状が出やすい
    • ホームホワイトニングに比べて後戻りが早い傾向がある

ホームホワイトニング(じっくり白く、長持ちさせたい人向け)

ホームホワイトニングは、歯科医院で検査・診断を受けた後、主に自宅でご自身で行う方法です。

まず歯科医院でご自身の歯型を精密に採取し、専用のマウスピースを作製します。

その後、歯科医師の指導のもと、ご自身でそのマウスピースに低濃度のホワイトニング薬剤を注入し、毎日一定時間歯に装着します。

効果を実感するまでには約2週間ほどかかりますが、低濃度の薬剤でゆっくりと歯の内部深くまで浸透させるため、白さの持続性に優れているのが大きな特徴です。

  • メリット
    • 白さが長持ちしやすい
    • 歯の内部までじっくり白くするため、透明感のある仕上がりになりやすい
    • 奥歯まで広範囲に白くできる
    • オフィスホワイトニングより費用が安価な傾向がある
  • デメリット
    • 効果が出るまでに時間がかかる
    • ご自身で毎日続ける自己管理が必須

デュアルホワイトニング(最強の効果を求める人向け)

デュアルホワイトニングは、これまで紹介した「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」を両方とも行う方法です。

まず、歯科医院でのオフィスホワイトニングで歯を即効的に白くし、その後、ご自宅でのホームホワイトニングを継続して行うことで、その白さを歯の内部に浸透・定着させていきます。

オフィスの即効性・高い漂白効果と、ホームの持続性・透明感という、両方のメリットを最大限に活かす治療法と言えます。

  • メリット
    • 最も早く、最も白くなりやすい
    • 最も白さが長持ちする
    • オフィスとホーム、両方の良い点を兼ね備えている
  • デメリット
    • 両方の施術を行うため、3つの方法の中で最も費用が高額になる
    • 通院と自己管理の両方が必要になる

ホワイトニングの費用相場|総額はいくら?

ホワイトニングを検討する上で、費用は重要な判断材料の一つです。

医療ホワイトニングとセルフホワイトニングでは、その費用相場が大きく異なります。

また、医療ホワイトニングは基本的に公的医療保険が適用されないため、その理由も合わせて解説します。

歯科医院ホワイトニングの費用

歯科医院で行う医療ホワイトニングは、使用する薬剤や機器、施術内容によって費用が設定されています。

以下に、前章で解説した3つの方法それぞれの一般的な費用相場をまとめました。

スクロールできます
ホワイトニングの種類費用相場
※1回あたり、または一式
主な内容
オフィスホワイトニング20,000円~70,000円院内での施術(1〜3回程度)
ホームホワイトニング20,000円~50,000円マウスピース作製、薬剤(約2週間〜1ヶ月分)
デュアルホワイトニング50,000円~100,000円上記2つの組み合わせ

これらの費用はあくまで目安です。

白さの目標や元の歯の色によって施術回数が変わるほか、事前の診察料やクリーニング費用が別途必要となる場合もあります。

Point

ここに記載されている費用は、あくまで一般的な相場で、ホワイトニングは自由診療のため、歯科医院によって料金設定が大きく異なります。また、施術回数や範囲によっても総額は変動するので、正確な費用は必ず受診する歯科医院で事前に見積もりを確認してください。

セルフホワイトニングサロンの費用

セルフホワイトニングサロンの費用相場は、1回あたり3,000円~5,000円程度が一般的です。

通い放題プランなどを設けているサロンも見られます。

歯科医院のホワイトニングに比べて安価な傾向にありますが、これは歯を漂白する医療行為ではなく、歯の表面の着色汚れを除去する美容サービスとしての料金です。

前述した通り、セルフホワイトニングはご自身の本来の歯の色以上に白くする漂白効果は期待できません。

目的が異なるため、単純な費用の比較は難しい点を理解しておく必要があります。

ホワイトニングは保険適用されない施術

虫歯や歯周病の治療とは異なり、ホワイトニングは審美(見た目を美しくする)を目的とした施術とみなされます。

日本の公的医療保険は、病気の治療や、失われた機能を回復させるために適用される制度です。

歯を白くするホワイトニングは、これらの病気の治療には該当しないため、保険が適用されません。

そのため、ホワイトニングは全額が自己負担となる自由診療(自費診療)に分類され、歯科医院が独自に料金を設定できるため、同じ施術内容でも医院によって費用が異なるのが特徴です。

また、年間の医療費が一定額を超えた場合に税金が控除される医療費控除についても、同様の理由で注意が必要です。

医療費控除は、あくまで治療のために支払った医療費が対象となります。

審美目的であるホワイトニングの費用は、この治療には該当しないため、原則として医療費控除の対象外となります。

ホワイトニングはしない方がいい?デメリットと後悔する理由

ホワイトニングには多くのメリットがありますが、一方でいくつかの注意点やデメリットも存在します。

「しない方がいい」「後悔した」という声は、ホワイトニングの特徴を理解していなかった場合に生じやすいものです。

施術後に後悔しないためにも、考えられるデメリットを事前に正しく把握しておきましょう。

①痛み・しみる(知覚過敏)

ホワイトニングの施術中や施術後に、歯が一時的に「キーン」としみたり、痛みを感じたりする「知覚過敏」が起こることがあります。

これは、ホワイトニングの薬剤が歯の神経に一時的な刺激を与えるために発生するものです。

薬剤が歯を溶かしたり、もろくしたりしているわけではありません。

この症状は一時的なもので、多くの場合24時間以内、長くても数日で自然に治まります。

痛みが不安な場合は、事前に歯科医師に伝えることで、薬剤の濃度を調整したり、知覚過敏抑制剤を塗布したりする対応が可能です。

②食事制限が面倒

ホワイトニングの施術直後、特にオフィスホワイトニング後24〜48時間は、歯の表面が乾燥し、外部からの色素を吸収しやすい状態になっています。

この期間中に色の濃い飲食物を摂取すると、かえって歯が着色しやすくなるため、一時的な食事制限が必要になります。

避けるべき飲食物の例
  • コーヒー、紅茶、赤ワイン、日本茶
  • カレー、ケチャップ、ソース
  • チョコレート、ぶどう、醤油
  • 喫煙(タバコ)

施術後の白さを維持するためには、この期間中は水や牛乳、白米、パン、白身魚など、色の薄い食事を心がける必要があります。

③歯がもろくなるという誤解

「ホワイトニングは歯を溶かす」「歯に悪い」といった話を聞き、不安に感じる方もいるかもしれません。

しかし、歯科医師の適切な診断・管理下で行われる医療ホワイトニングは、歯の表面のエナメル質を破壊したり、溶かしたりするものではありません

薬剤は歯の内部の色素のみを分解するものであり、歯の構造そのものにダメージを与えるものではないことが研究で示されています。

適切な用法・用量を守らずに高濃度の薬剤を使用したり、虫歯を放置して施術したりすると歯に悪影響が出る可能性はありますが、専門家が管理する歯科医院での施術であれば、その心配は少ないと言えます。

Point

歯科医師の診断を受けずに、インターネットなどで海外製の高濃度な薬剤を個人輸入して使用することは非常に危険です。歯や歯茎に深刻なダメージを与える可能性があり、歯がもろくなるといったトラブルは、こうした誤った自己判断による使用で起こりやすくなります。

④永久ではない(後戻りする)

ホワイトニングで得られた歯の白さは、残念ながら永久に続くものではありません

施術後にどれだけ白さを維持できるかは、元の歯の質や、その後の食生活・生活習慣によって個人差が大きくなります。

持続期間の目安
  • オフィスホワイトニング:約3ヶ月~6ヶ月
  • ホームホワイトニング:約6ヶ月~12ヶ月

日常生活を送る中で、飲食物による着色や歯の再石灰化により、徐々に元の色に戻ろうとする後戻りが必ず発生します。

白さを維持するためには、定期的な歯科医院でのクリーニングや、追加のホワイトニングが必要になります。

⑤詰め物・被せ物は白くならない

ホワイトニングの薬剤は、天然の歯にのみ作用します。

そのため、過去の治療で詰めたレジンや、被せ物といった人工の材料を白くすることはできません

ご自身の歯だけが白くなると、治療した詰め物や被せ物の色が目立ってしまい、かえって色ムラが気になる結果になる可能性があります。

前歯に詰め物などが多い場合は、ホワイトニング後にそれらの人工物を白くなった歯の色に合わせて作り直すことも検討が必要です。

ホワイトニング治療の一般的な流れ

歯科医院で医療ホワイトニングを受ける場合、どのようなステップで進むのでしょうか。

安全に、そして効果的に歯を白くするため、施術前には必ず診察やクリーニングが行われます。

ここでは、一般的なホワイトニング治療の流れを4つのステップに分けて解説します。

STEP

カウンセリング・診察

まずは歯科医師によるカウンセリングと診察から始まります。

現在の歯の色に関する悩みや、どの程度の白さを目指したいかという希望を伝えます。

また、費用や治療期間、施術に関する不安な点などもこの時点で相談しましょう。

その後、歯科医師が口腔内を詳細にチェックします。

ホワイトニングは、誰でもすぐに受けられるわけではありません

虫歯や歯周病、ひび割れなどがあると、薬剤が強い刺激となり痛みが出る危険性があるためです。

安全に施術が可能かどうかをプロの目で診断してもらう、非常に重要なステップです。

Point

虫歯や重度の歯周病が発見された場合、ホワイトニングよりもそちらの治療が優先されます。ご自身の判断で「このくらいなら大丈夫」と決めず、必ず専門家である歯科医師の診断を受けてください。

STEP

クリーニング(PMTC)

ホワイトニングの施術前には、多くの場合、PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)という歯のクリーニングが行われます。

これは、専用の機器を使用して、歯の表面に付着した歯垢や歯石、着色汚れを徹底的に除去する処置です。

歯の表面に汚れが付着したままホワイトニングの薬剤を塗布すると、薬剤が歯に均一に浸透しません。

その結果、白さにムラが出てしまったり、期待した効果が得られなかったりする原因になります。

ホワイトニング効果を最大限に高めるために、事前のクリーニングは欠かせません。

STEP

施術 or マウスピース作製

診察とクリーニングが完了し、ホワイトニングが可能と判断されたら、いよいよ施術に移ります。

選択した方法によって流れが異なります。

  • オフィスホワイトニングの場合
    1. 薬剤が歯茎に付かないよう、専用の保護剤を塗布します。
    2. 歯の表面に高濃度のホワイトニング薬剤を塗ります。
    3. 専用の特殊な光を照射し、薬剤の効果を促進させます。
    4. 薬剤の塗布と光照射を、何度か(例:2〜3回)繰り返します。
  • ホームホワイトニングの場合
    1. 歯科医院で歯型を採ります。
    2. その歯型を基に、ご自身専用のマウスピースが作製されます。
    3. 完成したマウスピースと、自宅で使用する低濃度の薬剤を受け取ります。
STEP

アフターケア・食事指導

施術が完了したら、アフターケアの説明を受けます。

オフィスホワイトニングの場合は、施術直後に避けるべき飲食物などの食事制限についての具体的な指導があります。

ホームホワイトニングの場合は、マウスピースの正しい装着時間や薬剤の適量、保管方法など、自宅での具体的な使用方法について詳しい説明を受けます。

白さを長持ちさせるための今後の注意点なども確認します。

ホワイトニングについてよくある疑問(Q&A)

ホワイトニングに関して、多くの方が抱きやすい疑問や不安についてお答えします。

施術を検討する際の参考にしてください。

セルフホワイトニングサロンは本当に効果がない?

「汚れを落とす」効果はありますが、「歯を白く漂白する」効果はありません。

セルフホワイトニングサロンは、歯の表面についた着色汚れを落とし、ご自身の本来の歯の色に近づけることが目的です。

一方、歯科医院の医療ホワイトニングは、薬剤で歯の内部の色素を分解するため、本来の歯の色以上に白くすることができます。

目的が全く異なる点を理解しておく必要があります。

市販のホワイトニング歯磨き粉との違いは?

市販の歯磨き粉も漂白効果はありません。

市販の歯磨き粉の多くは、研磨剤で歯の表面の汚れを削り落とすか、化学成分で汚れを浮かせて落とすものです。

セルフホワイトニングサロンと同様に、歯の表面の着色を落とす着色除去が目的であり、歯そのものの色を白くする薬剤は含まれていません。

虫歯や歯周病があってもできる?

原則として、虫歯や歯周病が未治療の状態ではホワイトニングはできません。

先に虫歯や歯周病の治療を完了させる必要があります

理由として、虫歯の穴や歯周病で弱った歯茎にホワイトニングの薬剤が触れると、薬剤が歯の神経や組織に強い刺激を与え、激しい痛みを引き起こす危険性があるためです。

安全に施術を行うためにも、まずは口腔内の健康な状態を取り戻すことが最優先されます。

妊娠中・授乳中でもできる?

妊娠中・授乳中の方へのホワイトニングは、原則として推奨されていません。

現時点で、ホワイトニングの薬剤が胎児や母乳に直接的な悪影響を及ぼすという明確な医学的報告はありません。

しかし、同様に安全であるという明確な報告もありません

妊娠中・授乳中はホルモンバランスの影響で口腔内が敏感になりやすい時期でもあります。

不要なリスクを避けるため、多くの歯科医院ではこの期間中の施術を見送る方針をとっています。

出産・授乳が完了してから検討するのが賢明です。

どのくらい白くなる?限界は?

白さには個人差があり、限界もあります。

元の歯の色が黄色っぽい方ほど、色素が分解されやすいため効果を実感しやすい傾向があります。

一方、元の歯の色がグレーっぽい方や、加齢、薬剤の影響で変色している歯は、白くなりにくい場合があります。

また、ご自身の歯が持つ透明度や質によって、目指せる白さには限界があります。

「陶器のような真っ白さ」を希望する場合、ホワイトニングでは対応できず、セラミック治療など別の方法が必要になることもあります。

自分に合った方法で白い歯を手に入れよう!

歯のホワイトニングには、歯の色以上に白くする「医療ホワイトニング」と、汚れを落として元の歯の色に近づける「セルフホワイトニング」があります。

理想の白さを目指すのであれば、歯科医師の診断のもとで行う医療ホワイトニングが確実です。

医療ホワイトニングには、即効性のある「オフィス」や、持続性のある「ホーム」など複数の選択肢があります。

痛みや後戻りといったデメリットも理解した上で、ご自身の希望やライフスタイルに合った方法を、まずは歯科医師に相談してみてはいかがでしょうか。

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