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ナイトガードで睡眠中の歯ぎしりを改善!マウスピースとの違いや費用・歯科での流れを紹介

ナイトガードで睡眠中の歯ぎしりを改善!マウスピースとの違いや費用・歯科での流れを紹介

夜中の歯ぎしりや食いしばりに悩んでいる方におすすめなのが、ナイトガードです。

ナイトガードは歯のすり減りや顎関節への負担を軽くするだけでなく、睡眠の質向上も期待できます。

本記事では、ナイトガードの効果や使用時の注意点、種類や費用、歯科での製作の流れまで詳しく解説します。

この記事でわかること
  • ナイトガードの概要
  • ナイトガードの種類
  • ナイトガードを装着するメリット・デメリット
  • ナイトガードのメンテナンス方法
目次

ナイトガードとは?

ナイトガードとは?

ナイトガードとは、就寝中に装着するマウスピースで、歯ぎしりや食いしばりによる歯や顎へのダメージを防ぐ役割があります。

これらの行為は無意識のうちに起こるため、起床時に顎の関節の痛みや、口まわりに違和感がある場合は、ナイトガードの使用によって症状が緩和される可能性があります。

一般的にナイトガードは歯科医で自分に合った歯型を取って作成するため、寝ている時でも装着による不快感が少ないのが特徴です。

歯ぎしり・食いしばりがもたらすトラブル

歯ぎしり・食いしばりがもたらすトラブル

寝ている時の歯ぎしりや食いしばりは、無意識のうちに歯や顎に大きな負担をかけ、以下のようなトラブルを引き起こします。

トラブル内容
歯のすり減り・欠け・ひび割れ・折れ知覚過敏 詰め物や被せ物の破損、脱離歯根の破折、歯周病の悪化
顎関節顎関節症(顎の痛みや口を開ける時の音)顎関節の炎症
その他頭痛・肩こり・首の痛み咬筋の発達によるエラ張り全身の倦怠感睡眠の質の低下

現状、自覚症状がない場合でも歯科医師によって歯ぎしりや食いしばりの痕跡が見つかることもあります。

起床時に顎や口まわりに少しでも違和感を覚えたら、まずはクリニックへ相談するとよいでしょう。

Point

寝ている時の歯ぎしり・食いしばりは、通常時の5倍程度の力が加わると言われています。例えば、食事の時の噛む力は数十kg程度ですが、就寝中は100kg以上の力がかかることも。日常的な顎の痛み・音がある人はもちろん、なんとなく睡眠の質が下がったかもという人も、まずは一度クリニックに相談してみましょう。

ナイトガードのメリット・効果

ナイトガードのメリット・効果

ナイトガードには、歯や顎への負担を軽減するだけでなく、身体全体の不調を和らげる効果も期待できます。

具体的なメリットは以下の通りです。

ナイトガードのメリット
  • 歯への強い力を逃す
  • 顎関節症の予防
  • 肩こり・頭痛・睡眠の質の改善
  • 歯並びやかみ合わせの悪化予防

1. 歯への強い力を逃す

寝ている間の歯ぎしりや食いしばりは、本人が自覚しないうちに強い力が歯にかかります。
この力は、通常の咀嚼(そしゃく)時よりも何倍も大きく、歯や歯ぐきにダメージを与えることがあります。

ナイトガードの役割:力を「逃す」ことで歯を守る

ナイトガード(マウスピース)を装着することで、歯にかかる強い力を均等に分散させ、直接的な負担を軽減します。
特に、詰め物や被せ物(クラウン)をしている歯は破損しやすいため、ナイトガードによる保護が有効です。

ナイトガードで防げるトラブル

強い力が長期間かかると、以下のような問題を引き起こすことがあります。

  • 歯の摩耗(すり減り)
  • 歯の破折(割れ・欠け)
  • 歯並びの変形

ナイトガードは、これらのトラブルを未然に防ぐための効果的な手段です。
日々の睡眠時に装着することで、歯を長く健康に保つことができます。

2. 顎関節症の予防

顎関節症の原因は「歯ぎしり・食いしばり」

歯ぎしりや食いしばりの習慣は、顎の筋肉や関節に強い負担をかけます。
特に就寝中は無意識のうちに強い力が加わるため、朝起きたときに顎の疲れや痛みを感じる人も少なくありません。

ナイトガードの役割:関節や筋肉への負担を軽減

ナイトガードを装着することで、噛みしめ時の力をコントロール・分散し、顎関節や筋肉にかかるストレスを和らげます。この働きにより、以下のような症状の改善が期待できます。

  • 顎の痛みやこわばりの軽減
  • 口を開け閉めする際の「カクカク」「ポキポキ」といったクリック音の緩和

放置はNG!早めの対策が大切

顎関節症を放置すると、慢性的な痛みや開口障害(口が開けづらくなる)に発展する恐れがあります。
少しでも違和感を感じた場合は、早めに歯科医院を受診し、ナイトガードの使用を含めた適切な対策を検討しましょう。

3. 肩こり・頭痛・睡眠の質の改善

歯ぎしりが引き起こす「緊張型頭痛」とは

睡眠中の歯ぎしりや食いしばりは、顎やこめかみ周辺の筋肉を強く緊張させる原因になります。
この筋肉のこわばりが、肩こりや頭痛(特に緊張型頭痛)を引き起こすことがあります。

ナイトガードで筋肉の緊張をやわらげる

ナイトガードを装着することで、睡眠中の無意識な噛みしめを抑え、筋肉の過度な緊張を防ぎます
結果として、以下のような効果が期待できます。

  • 肩や首のこりの軽減
  • 頭痛の緩和
  • 顎の疲労感の改善

睡眠の質が向上し、日中のパフォーマンスもUP

筋肉がリラックスした状態で眠れるため、深い眠りに入りやすくなり、睡眠の質が向上します。
しっかりと休息が取れることで、日中の集中力や仕事・学業のパフォーマンス向上にもつながります。

ナイトガードは、単に歯を守るだけでなく、全身の健康を支えるサポートアイテムとしても有効です。

4. 歯並びやかみ合わせの悪化予防

歯ぎしり・食いしばりが引き起こす「かみ合わせの崩れ」

長期間にわたって歯ぎしりや食いしばりを続けると、歯に過剰な力がかかり、歯がすり減ったり位置がずれたりすることがあります。
その結果、かみ合わせが乱れ、噛みづらさや顎の疲労、歯列の変化などにつながることもあります。

ナイトガードで歯列・かみ合わせを守る

ナイトガードを装着することで、歯にかかる強い力を分散し、歯列全体への負担を軽減できます。
これにより、かみ合わせのバランスを保ち、長期的に健康な歯並びを維持するサポートになります。

「矯正効果がある」は誤解

ナイトガードはあくまで歯や顎を守るための保護装置であり、歯並びを動かす「矯正治療」とは目的が異なります
「ナイトガードで歯並びが整う」といった誤解には注意しましょう。

違和感があるときは早めの相談を

もし、かみ合わせの違和感や歯並びの変化を感じた場合は、早めに歯科医院を受診し、調整や診察を受けることが大切です。
正しい理解と適切な使用を続けることで、ナイトガードは歯を守り、快適な噛み合わせを維持する頼もしいサポートになります。

Point

歯ぎしりによるかみ合わせの変化は、気づかないうちに少しずつ進行することがあるので、ナイトガードでしっかりと予防することが大切です。ただし、すでにかみ合わせに異常がある場合や、顎関節症が疑われる場合には、ナイトガード単独では不十分なこともあります。自分が今どの段階の治療が必要なのか、しっかりと診察を受けて把握しておきましょう。

ナイトガードのデメリット・注意点

ナイトガードのデメリット・注意点

ナイトガードは、使用する上でのデメリットや注意点があります。使用を検討している方は、以下のポイントを事前に確認しておきましょう。

ナイトガードのデメリット
  • 装着時・睡眠時に違和感がある
  • 飲水時は外す必要がある
  • 歯科医院での定期的なメンテナンスが必要

1. 装着時・睡眠時に違和感がある

初めてのナイトガードで感じやすい違和感

ナイトガードは歯を守るための大切な装置ですが、初めて使用する際には違和感を覚える方も多いです。
代表的な不快感としては、以下のようなものがあります。

  • 口の中に異物があるような感覚
  • 発音しにくく、喋りづらい
  • 口の中が乾きやすい、よだれが出やすい
  • 寝付きにくい、眠りが浅くなる

これらの症状は、装着に慣れていないことが主な原因であり、通常は数日〜数週間ほどで自然に解消します。

慣れるためのコツ

ナイトガードの使用を快適にするためには、少しずつ慣らしていく工夫が効果的です。

  • 最初の数日は 短時間(30分〜1時間)だけ装着
  • 慣れてきたら 就寝時に装着してみる
  • 清潔を保つために、使用後は水洗い・乾燥を徹底
  • 無理せず、体調や睡眠の状態に合わせて使用時間を調整

不快感が続く場合は歯科医院へ相談

どうしても違和感や痛みが強い場合は、ナイトガードの形状や厚みが合っていない可能性があります。
歯科医院で以下のような調整を行うことで改善できるケースが多いです。

  • 当たる部分を削ってフィット感を調整
  • 素材や形状を変更して作り直し
  • 上下どちらの歯に装着するかを再検討

2. 飲水時は外す必要がある

飲水や会話の際は一時的に外す

  • 夜中に目が覚めて水を飲みたいとき
  • 就寝前後に会話をしたいとき

→ このような場合は、一度ナイトガードを取り外す必要があります。
着脱を煩わしく感じる方もいますが、正しい使用のためには重要です。

正しい使用で効果を最大化

ナイトガードを正しく使用することで、以下の効果をしっかり得られます。

  • 歯ぎしり・食いしばりによる歯への負担軽減
  • 顎関節や顎の筋肉への負担軽減
  • 歯や被せ物の破損予防

3. 歯科医院での定期的なメンテナンスが必要

摩耗・変形のリスク

ナイトガードは使用しているうちに摩耗や変形が生じます。

  • フィット感が悪くなる
  • 外れやすくなる
  • 十分な効果が得られなくなる

口腔内の変化への対応

口腔内の状態が変化すると、ナイトガードの調整が必要です。

  • ヒビや汚れの確認
  • 適切に歯を保護できているかのチェック

定期的な歯科医院でのメンテナンス

歯科医院での定期受診では、以下のことが行われます。

  • ナイトガード本体の状態確認・洗浄
  • 歯やかみ合わせのチェック

予防的な観点からも非常に有効で、長期間安全に使用するために欠かせません。

Point

ナイトガードは使い続けることで少しずつ摩耗したり変形したりしますが、これはしっかり機能している証拠でもあります。

適切なタイミングでの調整や交換を行うことで、歯や顎関節への負担を最小限に抑えることができます。また、かみ合わせや歯のすり減り方に変化があれば、そのサインを早期に把握できるのも歯科メンテナンスの大きな利点です。

ナイトガードの使用がおすすめな人・症状

ナイトガードの使用がおすすめな人・症状

ナイトガードは、歯ぎしりや食いしばりによるトラブルが疑われる方に特におすすめです。

例えば、朝起きたときに顎が疲れている、口が開けづらいと感じる場合は、就寝中に強い力がかかっている可能性があります。

また、詰め物や被せ物(クラウン)がよく壊れる、顎を動かすと「カクカク」と音がする、歯の先端がすり減ってきたと感じるといった症状も、歯ぎしりや食いしばりの影響であるケースが少なくありません。

さらに、自覚がなくても、家族から「歯ぎしりをしている」と指摘されたことがある方も要注意です。

これらの症状に心当たりがある方は、歯や顎を守るためにも早めに歯科医院で相談し、ナイトガードの使用を検討してみましょう。

ナイトガードの種類と素材

ナイトガードの種類と素材

ナイトガードには、いくつかの種類があります。どのようなものがあるか、またそれぞれの特徴について解説します。

ハードタイプとソフトタイプ

ナイトガードには、主に「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」の2種類があり、それぞれに特徴があります。

ハードタイプ
  • 素材:硬い樹脂
  • 特徴・メリット:耐久性が高く、強い歯ぎしりや食いしばりに適している
    かみ合わせの微調整がしやすく、顎関節症の治療目的にも使用可能
  • 注意点:装着時の違和感を感じやすい場合がある
ソフトタイプ
  • 素材:柔らかい樹脂
  • 特徴・メリット:装着時の違和感が少なく、継続的に使用しやすい
    ナイトガード初心者や軽度の歯ぎしりの方におすすめ
  • 注意点:長期間の使用で顎関節に負荷がかかり、顎関節症を引き起こすリスクがある
    慣れてきたらハードタイプへの切り替えを検討すると安全

どちらのタイプが自分に適しているかは、症状の程度や使用目的によって異なります。

上顎用と下顎用

ナイトガードには「上顎用」と「下顎用」があり、一般的には上顎に装着する「上顎用」が多く使用されています。これは、上顎の方が歯の面積が広く、ナイトガードが安定しやすいこと、そして歯ぎしりは下顎が動くことによるためです。

しかし、上顎にワイヤー矯正の装置がある場合や、装着によって口が閉じにくくなる場合には、下顎用のナイトガードが選ばれることもあります。

まれに「上下両方にナイトガードを装着すべきか」というご相談を受けることがありますが、上下に同時に装着すると咬合が固定されすぎてしまい、顎関節に過剰な負荷がかかる可能性があります。そのため、基本的には片顎のみに装着するのが望ましいとされています。

どちらの顎に装着するかは、歯並びやかみ合わせ、矯正治療の有無など口腔内の状態に応じて決めましょう。

ナイトガードは保険適用で制作可能!費用相場を解説

ナイトガードは保険適用で制作可能!費用相場を解説

ナイトガードは、歯ぎしりや顎関節症の診断を受けた場合に、健康保険が適用される医療用装置として歯科医院で製作できます。

保険診療の場合
  • 費用の目安:3割負担で約2,500~5,000円前後
  • 特徴:医療用として最低限必要な素材・設計で製作
    一度製作すると、一定期間は保険適用での再製作ができない
  • メリット:比較的低コストでナイトガードを使用可能
  • 注意点:素材やデザインの選択肢が限られる
自費診療の場合
  • 費用の目安:約10,000円前後
  • 特徴:素材や設計の自由度が高く、フィット感や耐久性が向上
  • メリット:長期間快適に使用可能
  • 注意点:保険適用に比べて費用は高くなる

共通のメリット

  • 歯の摩耗や詰め物の破損、顎関節症のリスクを軽減
  • 長期的に見ると医療費の抑制や健康維持につながる
  • コストパフォーマンスの高い予防策としても有効

自由診療になるケース

自由診療になるケース

ナイトガードは、歯ぎしりや顎関節症と診断された場合に健康保険が適用されます。しかし、全てのケースで保険診療が適用されるわけではありません。

例えば、「歯ぎしりの予防目的」や「スポーツ用」といった、治療を目的としない使用の場合は、自由診療(自費診療)扱いになります。

また、デザインや素材にこだわった特注タイプを希望する場合も、保険診療の範囲を超えるため自由診療となります。

自由診療は保険診療に比べて費用が高くなる傾向がありますが、素材や設計の選択肢が広がるため、装着感や耐久性に優れたナイトガードが製作できるというメリットがあります。

市販のナイトガードと歯科医院のナイトガードの違い

市販のナイトガードと歯科医院のナイトガードの違い

ナイトガードには、市販品と歯科医院で製作するオーダーメイド品の2種類があります。

市販品

市販品はドラッグストアや通販などで手軽に購入でき、価格も比較的安価です。しかし、歯科医師の診断や調整を受けずに使用するため、治療効果が十分に得られなかったり、口内炎や顎関節への負担などのトラブルが起こることもあります。

オーダーメイド

一方、歯科医院のナイトガードは、患者さん一人ひとりの歯型に合わせて精密に製作されるため、装着時の違和感が少なく、歯や顎にしっかりフィットします。かみ合わせや症状の程度に応じて最適な素材・設計が選ばれるため、治療効果が高い点がメリットです。また、定期的なメンテナンスを受けることで、ナイトガードの状態だけでなく、口腔全体の健康チェックも可能になります。

誤った使用やフィットしないナイトガードは、かえって顎関節に負担をかける可能性もあるため、専門的知識のある歯科医師のもとで製作することが望ましいといえるでしょう。

ナイトガードを歯科医院で製作する流れ

ナイトガードを歯科医院で製作する流れ

ナイトガードを歯科医院で製作する際は、まずカウンセリングと診察を行い、歯ぎしりや食いしばり、顎関節の状態を確認します。

次に、患者さんの歯列に合わせた精密な歯型取りと、かみ合わせの記録を行い、専用のナイトガードを製作します。完成までには通常1−2週間程度かかります。

完成後、かみ合わせの調整を行ってからお渡しとなります。使用を開始してからも違和感や不具合があれば、必要に応じて調整を行います。

長く快適に使うためにも、定期的なチェックとメンテナンスが大切です。

歯科医院選びのポイント

歯科医院選びのポイント

ナイトガードを作成する際は、歯科医院選びも重要なポイントです。

まず、顎関節症やかみ合わせ治療に詳しい歯科医院を選ぶことが大切です。ナイトガードは単に歯を守るだけでなく、かみ合わせや顎関節への影響も考慮した調整が求められるため、専門的な知識と経験を持つ歯科医師にお任せするのが安心です。

また、通院のしやすさも大事な要素です。ご自身の生活スタイルに合った診療時間や、通いやすい立地かどうかも確認しましょう。

ナイトガードは、製作後も調整やメンテナンスのために複数回の通院が必要になることがあります。継続的に通える歯科医院が望ましいでしょう。

ナイトガードのメンテナンス方法

ナイトガードのメンテナンス方法

ナイトガードは毎晩使用するものだからこそ、日々の適切なメンテナンスが欠かせません。

ここでは清潔な状態を保つためのメンテナンス方法や保管方法を確認します。

毎日の洗浄方法 ー専用洗浄剤の使い方ー

ナイトガードは、毎日しっかりと洗浄することで清潔に保つことができます。

基本は流水で洗いながら歯ブラシで優しくこすり洗いをします。加えて、週に数回はマウスピース専用の洗浄剤を使用すると、より清潔な状態を保ちやすくなります。専用洗浄剤には除菌・消臭効果があり、口臭や細菌の繁殖防止に効果的です。

注意点として、熱湯は絶対に使用しないようにしましょう。高温により素材が変形・破損するおそれがあるため、必ずぬるま湯または常温の水で洗浄してください。

破損・変形したらどうする?交換の目安

ナイトガードの使用期間は、症状や素材によって異なりますが、すり減りなどの劣化を考慮すると、一般的には1〜2年程度が交換の目安とされています。

使用中に割れやヒビ、変形が見られる場合は、装着時に十分な効果が得られない可能性があるため、早めに歯科医院に相談しましょう。

また、定期検診の際にナイトガードの状態をチェックしてもらうことで、異常の早期発見や適切なタイミングでの交換が可能になります。

「前歯がきつい・分厚い」などの装着トラブルと対処法

ナイトガードを装着した際に「前歯がきつい」「分厚くて違和感がある」と感じることがありますが、これらはよくあるトラブルです。

分厚いタイプのナイトガードは、かみ合わせの調整を目的として、あえてそのように設計されていることもあります。

装着時の違和感は、数日から数週間で自然に慣れてくることがほとんどですが、強い不快感が続く場合は無理せず歯科医院に相談しましょう。フィット感の調整や薄型タイプへの変更など、症状に応じた対処が可能です。

ナイトガードに関するよくある質問

ナイトガードに関して、よく聞かれる質問についてまとめました。使用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ナイトガードで顔が変わるって本当?

「ナイトガードで顔が変わるの?」という質問をいただくことがありますが、これは一部では本当です。歯ぎしりや食いしばりが続くと、咬筋(こうきん)という顎の筋肉が発達し、いわゆる“エラ張り”の原因になることがあります。

ナイトガードを使用して咬筋への過剰な負荷を軽減することで、筋肉の緊張が和らぎ、フェイスラインがすっきりして見えることもあります。

食いしばりの改善によって表情がやわらかくなり、リラックスした印象を与えることにもつながります。

ワイヤー矯正中・マウスピース矯正中の人でも使える?

ワイヤー矯正中やマウスピース矯正中の方でも、ナイトガードを使用できる場合はありますが、注意が必要です。

特にワイヤー矯正中は、ナイトガードが矯正装置と干渉し、装着が難しいことがあります。

一方、マウスピース矯正中は、使用しているアライナーがナイトガードの役割を一部担っているケースもあります。

症状や治療の進行状況によって適応が異なるため、必ず担当の歯科医師に相談し、適切な対応を判断してもらうことが大切です。

睡眠時無呼吸症候群用のナイトガードとは?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)用のナイトガードは、正確には「スリープスプリント」や「口腔内装置(OA:Oral Appliance)」と呼ばれ、軽度から中等度の閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療に用いられる医療機器です。

歯ぎしり対策用の通常のナイトガードとは、目的や構造が異なります

ナイトガードを使用するなら、まず歯科医院へ相談しよう!

ナイトガードを使用するなら、まず歯科医院へ相談しよう!

ナイトガードを使用する際は、まず歯科医院で相談することが大切です。

装着は、就寝前にリラックスした状態で行うと、より快適に使用できます。もし装着時に強い違和感や痛みを感じた場合は、無理に使い続けず、すぐに歯科医師に相談しましょう。

また、ナイトガードは定期的にメンテナンスを行うことで、効果を持続させながら長期間使用できます。快適に、かつ安全に使い続けるためにも、歯科医師による専門的なチェックと調整を受けることをおすすめします。

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