オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングの施術です。自由診療のため、1回あたりの費用相場は、歯科医院によって異なります。
本記事では、オフィスホワイトニングにかかる費用の相場やメリット・デメリット、白さを長持ちさせる方法などを解説します。
- オフィスホワイトニングの費用相場
- オフィスホワイトニングのメリット・デメリット
- オフィスホワイトニング以外で歯を白くする方法
- オフィスホワイトニングの効果を長持ちさせる方法
オフィスホワイトニングとは?

オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行う歯のホワイトニング施術のことです。歯科医師や歯科衛生士といった専門家が、医療機関でのみ使用が認められた高濃度の薬剤を使って歯の表面の着色やくすみを白くしていきます。
オフィスホワイトニングは、口腔内の検査やクリーニング、ホワイトニング施術まですべてを歯科医院で行う施術です。
ホームホワイトニング
一方、自宅でホワイトニングを行う「ホームホワイトニング」という方法もあります。これは、初回のみ来院して専用のマウスピースとホワイトニング剤を処方してもらい、自宅で継続してケアを行う方法です。
ホームホワイトニングは、歯科医院に通う手間や時間を省けるため、忙しい方にとって便利な選択肢といえるでしょう。
オフィスホワイトニングに比べて、効果を実感するまでに時間がかかったり、個人差が生まれたりする場合があります。
オフィスホワイトニングとは歯科医院で専門家が施術するホワイトニングであり、ホームホワイトニングよりも効果を感じるまでに時間がかかる傾向にあり、個人差が出る可能性もあります。
オフィスホワイトニングの費用相場

オフィスホワイトニングにかかる費用は、利用する歯科医院や使用する薬剤、施術内容によって大きく異なります。
ここでは、オフィスホワイトニングの費用相場や保険適用の有無、施術以外にかかる費用について解説します。
1回1~7万円ほど
オフィスホワイトニングの費用相場
オフィスホワイトニングの費用は、1回あたりおよそ1万〜7万円が相場です。
歯科医院によって金額に幅があるのは、使用する薬剤の濃度や種類、設備の違い、施術時間などが影響するためです。
効果を実感できる回数と施術の目安
高濃度の薬剤を使用するため、1回の施術でも白さを実感できることがあります。
ただし、理想の白さを目指す場合は3〜5回程度の施術が必要となるケースが一般的です。
ホワイトニング効果には個人差がある点も覚えておきましょう。
効果の持続期間とメンテナンス頻度
オフィスホワイトニングの効果は永久ではなく、持続期間はおよそ3〜6ヶ月です。
白さをキープするためには、定期的なメンテナンス(2〜3ヶ月に1回)がおすすめです。
歯の汚れや着色の状態をチェックし、必要に応じて追加のホワイトニングを行うと効果が持続しやすくなります。
年間にかかる費用の目安
初回の施術3〜5回と、その後の定期メンテナンスを含めて年間で約10回通院した場合、
トータルの費用は10万〜70万円程度になると見込まれます。
歯科医院によって料金体系が異なるため、事前にカウンセリングや見積もりを受けておくと安心です。
保険適用はされる?
オフィスホワイトニングは、歯の白さを改善して見た目を美しくする審美目的の施術です。
虫歯や歯周病などの治療を目的とする処置ではないため、健康保険は適用されません。
そのため、自由診療(自費診療)となり、料金は各歯科医院が独自に設定しています。
使用する薬剤の種類や濃度、設備、施術方法によって費用が変動し、中には高額になるケースもあります。
オフィスホワイトニングでは、漂白作用のある薬剤を使用し、歯科医師または歯科衛生士などの国家資格者が安全に施術を行うため、比較的費用が高くなる傾向があります。
一方で、歯の表面の汚れや歯石を除去する「歯のクリーニング」は、虫歯や歯周病の予防を目的として行われます。
この場合は保険が適用されることがあり、検査を含めて1回あたり約3,000〜4,000円程度で受けられることが多いです。
- 見た目重視の「ホワイトニング」=自費診療
- 健康維持目的の「クリーニング」=保険適用の可能性あり
ホワイトニング施術以外にかかる費用
オフィスホワイトニングでは施術以外にも費用がかかるため、それらも把握しておきましょう。
発生する費用と金額の目安は、以下のとおりです。
| 項目 | 費用相場 |
| 診察料や治療費 | 1回あたり3,000~1万円程度 |
| 歯のクリーニングの費用 | 1回あたり3,000~2万円程度 |
| 施術本数に応じた追加費用 | 1本あたり数千円から数万円程度 |
| 施術後のメンテナンスの費用 | 1年間12〜28万円 |
ホワイトニングを受ける前には、まず診察や検査が必要で、その費用がかかります。診察料は数千円程度が一般的で、虫歯や歯周病が見つかった場合は治療費も別途必要です。
また、歯の表面に汚れがあるとホワイトニング効果が弱まるため、クリーニング(1回5,000〜10,000円程度)を行うこともあります。
費用は施術する歯の本数や使用する薬剤の種類によって異なり、前歯のみよりも全体を対象とする場合は追加料金が発生します。料金体系は医院ごとに異なるため、カウンセリング時に見積もりを確認しておくと安心です。
施術後は、時間の経過とともに「色戻り」が起こるため、3〜6か月に1回のメンテナンスを受けると白さを維持しやすくなります。さらに、日常的にホワイトニング用歯磨き粉を使うなどのホームケアを取り入れるのもおすすめです。
審美目的のオフィスホワイトニングは原則として保険が適用されず、費用相場は1回あたりおよそ1〜7万円です。施術以外に、診察料やメンテナンス費など必要になる費用も多いため、あらかじめ確認しておきましょう。
オフィスホワイトニングのメリット

オフィスホワイトニングには、主に次のようなメリットがあります。
- 短期間で歯を白くできる
- 同時に虫歯や歯周病のチェックもできる
短期間でホワイトニングできる
オフィスホワイトニングは、高濃度の薬剤を使用し、専用のライトやレーザーで薬剤を活性化させることで、1回の施術でも歯の白さを実感しやすいのが特徴です。
施術時間は1回あたり約1時間と短く、通院すれば即日で変化を感じられるケースもあります。
一方、ホームホワイトニングは自宅でマウスピースに薬剤を入れて約2時間装着し、1〜2週間ほど継続して効果を実感する方法です。
そのため、オフィスホワイトニングは「短期間で歯を白くしたい」「結婚式や面接など特別な予定が近い」といった方に特におすすめです。
即効性がある反面、白さを長く保ちたい場合はホームホワイトニングを併用すると、より理想的な仕上がりを維持できます。
同時に虫歯や歯周病のチェックもできる
施術前に必ず歯科医師による口腔内のチェックを受けることも、オフィスホワイトニングのメリットです。
初期の虫歯や歯周病は自覚症状がないことも多く、ホワイトニングをきっかけに歯科医師による検査を受けることで、歯のトラブルの早期発見・早期治療につながり、将来的なリスクを減らせます。
見た目の美しさだけでなく、口腔内の健康維持にも役立つ点は、オフィスホワイトニングならではの利点といえるでしょう。
オフィスホワイトニングのメリットは、比較的短期間で歯を白くしやすく、同時に虫歯や歯周病のチェックもできることです。
オフィスホワイトニングのデメリット

オフィスホワイトニングには、次のようなデメリットもあります。
- コストがかかる
- ホワイトニングできないケースもある
施術を受ける前に、デメリットについて把握しておきましょう。
コストがかかる
オフィスホワイトニングは、保険が適用されない自費診療であり、1回あたり1万~7万円程度が相場です。希望する白さを実現するには2〜3回の施術が必要になることも多く、ホームホワイトニングと比べて費用が高くなる傾向があります。
また、白さの持続期間はおおむね3〜6か月ほどで、早い人では3か月程度で色戻りが見られることもあります。そのため、白さをキープするには定期的な再施術やメンテナンスが必要となり、追加費用が発生する場合があります。
費用が高くなる理由は、高濃度の薬剤や専用ライトを使用し、歯科医師・衛生士が安全に施術を行うためです。
効果を長持ちさせたい場合は、日常的にホワイトニング専用歯磨き粉を使う、ホームホワイトニングを併用するなどの工夫を取り入れると、コストを抑えながら白さを維持できます。
ホワイトニングできないケースもある
オフィスホワイトニングの施術前には、口腔内のチェックが行われます。そこで虫歯や歯周病が見つかった場合は、まず治療が優先されるため、すぐにホワイトニングを受けられないことがあります。
また、虫歯や歯周病の状態によっては、オフィスホワイトニングの施術開始までに時間がかかる場合もあるでしょう。そのため、結婚式や就職活動などに向けて歯を白くしたい場合は、スケジュールに余裕をもって準備を始めることが大切です。
オフィスホワイトニングのデメリットは、自費診療のためコストがかかり、虫歯や歯周病などですぐにホワイトニングできないケースもあることです。
オフィスホワイトニング以外で歯を白くする方法

オフィスホワイトニング以外にも、歯を白くする方法があります。
主に次の方法があげられます。
| 方法 | 特徴 | 費用相場 | 施術期間の目安 |
| デュアルホワイトニング | ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用する | 4〜12万円 | 1ヶ月~3ヶ月程度 |
| ホームホワイトニング | 専用のマウスピースと薬剤を処方してもらい、自宅で歯を白くする | 1万2,000~5万円 | 2週間〜1ヶ月程度 |
| セルフホワイトニング | ホワイトニングサロンまたは自宅で行う | 500〜1万円 | 1ヶ月~2ヶ月程度 |
それぞれの特徴について、さらに詳しく解説します。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングとは、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを併用する方法です。それぞれのメリットを取り入れながら、互いのデメリットを補います。
オフィスホワイトニングの「即効性」と、ホームホワイトニングの「持続性」の両方を活かすことができ、短期間で効果を実感する方もいらっしゃいます。
まず歯科医院でオフィスホワイトニングを行い、ベースとなる白さを実現します。その後、自宅でホームホワイトニングを継続することで、後戻りを防ぎながら、自然で透明感のある白さを保つことが期待できます。
ホームホワイトニング
歯科医院で専用のマウスピースと薬剤を処方してもらい、自宅で歯を白くする方法です。歯科医師の指導のもとで進めるため、安全にホワイトニングができます。歯科医院に通う手間や時間を省けるため、忙しい方でも取り組みやすい方法です。
1日1〜2時間、2週間程度の継続使用が一般的で、毎日継続することで徐々に歯が白くなり、自然な仕上がりが期待できます。白さが長持ちしやすく、後戻りも比較的ゆるやかです。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングとは、ホワイトニングサロンまたは自宅で行う方法です。
ホワイトニングサロンでは、設置された機器や薬剤を使い、スタッフの指示に従って自分で施術を行います。基本的に医薬品成分ではなく、着色汚れ(ステイン)を除去する成分を用いるため、「理想的な白さ」にまで到達するのは難しい傾向にあります。
自宅で行う場合は、市販のホワイトニンググッズを使ってケアします。効果はあくまでも歯の表面の汚れを取り除く程度であり、歯を本質的に白くする効果はあまり期待できません。
オフィスホワイトニング以外にも歯を白くする方法は複数あります。それぞれの特徴や費用を確認し、自分に合う方法を見つけましょう。
オフィスホワイトニングの効果を長持ちさせるには?

オフィスホワイトニングをできるだけ長持ちさせるためには、いくつかの工夫が必要です。
ここでは、効果を長持ちさせるために日常的に心がけたいことを紹介します。
着色しやすい飲み物・食べ物を控える
施術直後はコーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなど、着色しやすい飲食物の摂取はできるだけ控えるようにしましょう。
歯が黄ばんだり、黒ずんだりする主な原因は、飲食物による着色です。色の濃い飲み物や食べ物に含まれる色素が、歯の表面にあるエナメル質に沈着することで着色が起こります。
オフィスホワイトニングの施術直後は、歯の表面を覆う「ペリクル」と呼ばれる薄い保護膜がホワイトニング剤の影響で一時的に剥がれており、着色しやすい状態になっています。
オフィスホワイトニングの効果を持続させるためにも、着色しやすい飲食物の摂取を控えることを心がけてください。
毎食後に歯を磨く
ホワイトニングの効果を長持ちさせるためには、食後の歯磨きも欠かせません。歯の表面への色素沈着は、食事のたびに少しずつ進行します。
食後の歯磨きを怠ると着色の原因となり、やがて通常の歯磨きでは落とせない汚れに変わってしまう可能性があります。その結果、再びホワイトニングが必要になることもあるでしょう。
外出先などで歯磨きができない場合でも、うがいをするだけである程度の汚れは洗い流せます。こまめなケアが、美しく白い歯を保つポイントです。
タバコを控える
喫煙の習慣がある方には、できるだけ禁煙をおすすめします。タバコの煙に含まれるタールは非常に着色性が強いため、喫煙を続けている限り、歯の着色を避けるのが難しくなります。
ホワイトニングによって一度歯を白くしても、喫煙を続けていれば、短期間で再び黄ばんでしまう可能性があります。
また、タバコは口腔内を乾燥させるため、唾液の自浄作用が低下し、着色汚れが起こりやすくなります。ホワイトニング効果をできるだけ長持ちさせるためにも、禁煙、もしくは喫煙本数を減らす努力が大切です。
定期的に歯のクリーニングを行う
オフィスホワイトニングの効果を長持ちさせるためには、定期的な歯のクリーニングも欠かせません。歯科医院では、専用の器具や機械を用いて、普段の歯磨きでは取りきれない歯垢や歯石、着色汚れをしっかりと除去します。
クリーニング自体にホワイトニング効果はありませんが、歯の表面の汚れを落とすことで、白さを維持しやすくなる点がメリットです。
また、歯垢や歯石を放置すると、黄ばみや黒ずみだけでなく、虫歯や歯周病の原因にもなります。定期的なクリーニングは、歯や歯茎の健康状態をチェックできる機会にもなり、口腔内のトラブルを早期に発見・対処できるという点でも大きなメリットがあります。
オフィスホワイトニングの効果を長持ちさせるためには、着色しやすい飲食物に注意すること、できるだけ毎食後に歯を磨くこと、タバコを控えることが大切です。定期的な歯のクリーニングも行いましょう。
オフィスホワイトニングで後悔することもある?

オフィスホワイトニングに期待しすぎると、後悔することもあります。実際に行った人の感想をチェックし、どのような後悔があるのか事前に把握しておくとよいでしょう。
ここでは、オフィスホワイトニングでよくある後悔を紹介します。
よくある後悔
オフィスホワイトニングをした人のよくある後悔は、次のとおりです。
- 思ったより白くならなかった
- 歯がしみるようになった
- 歯が黄ばんだ・色ムラができた
- すぐに色が戻ってしまった
オフィスホワイトニングでよくある後悔のひとつが、「期待したほど歯が白くならなかった」という点です。ホワイトニングの効果には個人差があり、1回の施術で十分な効果を感じる人もいれば、複数回行っても満足できないケースもあります。
また、理想の白さを実現するまでに必要な回数や期間について事前に理解しておかないと、「思ったほど白くならなかった」と後悔する可能性があるでしょう。
ホワイトニングでは薬剤によって歯の表面に化学反応を起こすため、一時的に知覚過敏になり、歯がしみるように感じることがあります。
さらに、歯の状態や施術後のケアによっては、色ムラが出たり、色戻りが早まったりすることもあるでしょう。
あとから後悔しないために知っておきたいこと
オフィスホワイトニングをしたあとに後悔することのないよう、次の点を事前に把握しておきましょう。
- ホワイトニングの効果はすぐには出ない
- 白くならない歯もある
- ホワイトニングは少しずつ後戻りする
ホワイトニングの効果は即日で効果が出るものではなく、ある程度の回数と期間が必要なことを理解しておいてください。
また、すべての歯が均等に白くなるわけではないことや、時間が経てば徐々に色戻りすることも把握しておく必要があります。
オフィスホワイトニングをしたあとに後悔をすることのないよう、即効性はないこと、白さは後戻りすることを把握しておきましょう。
オフィスホワイトニングは費用をチェックして選ぼう

オフィスホワイトニングは歯科医院で行うホワイトニング施術で、自宅でホワイトニングを行うホームホワイトニングと比べ、効果を早く実感しやすのが特徴です。
オフィスホワイトニングの費用は基本的に自費診療で、相場は1回あたり1万〜7万円程度です。歯科医院や施術内容などで金額は異なり、理想の白さにするためには複数回の施術が必要になることもあるでしょう。
施術代のほかに診察や検査、クリーニングなどにも費用が発生します。施術後のメンテナンスも含め、トータルの費用を把握しておきましょう。

